猫が触られて喜ぶところとタイミング
猫が触られると喜ぶところがあります。
気まぐれな猫は、そのタイミングを逃さないことが大事!
猫が触って欲しいと思っているとき
なるべく期待に応えたいですよね。
昨日お伝えした嫌いなところを触るときに好きなところ→嫌いなところ→好きなところで終わらせるのもコツです。
今日の内容
目次
猫が触られて喜ぶところ
もちろん猫によって個体差はありますが、
自分で直接舐められないところを触られるのが好きと感じる子が多いです。
顔まわり
猫は顔が小さいので、人差し指だけで十分。(親指は力が入りやすい)
耳・目・ひげのまわりの筋肉はよく動かします。
ですので疲れやすい部位だったりします。
撫でてほぐしてあげると喜びます。
頬・顎の横から下・耳の付け根の後ろなどは、
匂いを出す分泌腺が多くあり、
その部分を人や物にこすりつけ自分の匂いをつけることで安心するため、
人に触られても気持ちよく感じるとされています。
前足・後足
腕の付け根から足先に向かって撫でおろすような、さすりおろすようなイメージ。
足だと掴みやすくなってしまいまいますが、できれば掴まないように。
足先が苦手な子は無理せずに触れる範囲から始めてください。
足先だけ手の甲で触るのもいいです。
肩・首
前のブログでもお伝えしてますが、肩や首がこっている子は多いです。
円を描くようになでてあげてもいいです。
背中
頭のてっぺんから、しっぽの先まで
手のひら全体でやさしく撫でてください。
毛並みに沿って軽く撫でてあげます。
毛並みに逆らうとゾワゾワするので嫌われます。
しっぽの付け根
しっぽの付け根をポンポンと叩くように触られるのが好きな子もいます。
猫の触り方の4つのポイント
- 飼い主さんも愛猫も落ち着ける環境で
- アクセサリーや時計は外す
- 静電気に気をつけて
ガチャガチャ気になってしまうので、アクセサリーや時計は外します。
静電気は嫌ですよね。
バチッとびっくりさせてしまうと、触らせてくれなくなることもあります。
これからの季節は濡れタオルで手を湿らせて触ってあげると起きにくくなります。
コツ1:やさしく、早くもなく遅くもない速さで
スピードが速いと、せかせかした気持ちに。
ゆっくり触ることで、リラックス効果があります。
ゆっくりすぎるのもゾワゾワするので丁度いい猫が好きな速さをみつけてください。
血行をよくしたい時や元気にさせたい時は、ちょっと早めに。
リラックスさせたい時は、ちょっとゆっくりめに。
コツ2:深い呼吸で
集中すると呼吸が止まったりします。
呼吸が止まっていたり、浅い呼吸は緊張をあらわします。
その緊張が猫に伝わってしまいます。
コツ3:時間
飼い主さんも猫も落ち着いて触れる時間に。
テレビを見ながらなどながらで触っていると怒っちゃう猫もいます。
あと、猫には触られる許容できる時間に限りがあります。
それを超えて触り続けると怒って攻撃してくることもあります。
ポイント
身体が強張ってきた・瞳孔が大きくなる・逃げようとする・尻尾をパタンパタンとするといったことが見られたら終わり時のサインです。
コツ4:体勢
一緒に暮らしている猫は大丈夫な子もいると思いますが、
一般的に見つめたり、真正面からいきなり触ったりするのは、
怖がらせてしまうことがあります。
目が合った時はゆっくりと瞬きをし、触るときは優しく声を掛けつつ、視界から外れた背中側からなるべく近い距離で軽く撫でるようにします。
覆いかぶさるのも怖がらせてしまうので気をつけてくださいね。
猫が「触ってもいいよ」と思っているときのサイン
猫に触るにはタイミングがとても大切。
「今はダメ!」と思っているときに触ると、怒られてしまうこともあります。
猫が見せる「触ってもいいよ」のサインを見逃さないように・・・
体の上に乗ってくる
積極的な猫は「触ってほしい」とアピールをするときに、自ら飼い主さんの体に乗ってくることがあります。膝の上やお腹の上、お気に入りの場所は猫によって違うようです。
スリスリしてくる
顔や体をスリスリしてくるのも、触ってほしいサインのことがあります。
スリスリしてくるところを触ってあげると、喜ぶことが多いです。
触ってほしい場所を見せる
無防備に体の一部を飼い主さんにさらけ出すのは、触ってほしいのサインのことが。
その見せているところを優しく触ってあげください。
近寄ってじっと見つめる
飼い主さんをじっと見つめているのは、甘えたい大好きのサインです。
さらに飼い主さんのすぐそばまで来てじっと見つめていたら、触ってほしいと思っているのかも。
これは、どちらかというと控えめな猫に見られる様子です。
気づいたら優しく触ってあげてくださいね。
前足でおねだりする
前足でチョイチョイして、触ってほしいと要求する猫もいます。
飼い主さんの手が止まると、再びチョイチョイしておねだりすることも。
これを何回も繰り返していると、飼い主さんの手をキャッチして触るように要求する積極的な猫もいます。
鳴く
鳴きながら飼い主さんの視界に入ってくるのも、なにかを要求しているサインです。もしかしたら「触って~!」と鳴いているのかもしれませんね。
飼い主さんに付いて回る
飼い主さんの行動に合わせて後を付いて回るのも、なにかを要求しているサイン。
トイレや食餌などの欲求が満たされていても、飼い主さんの後をついて回るのであれば、甘えたいのでしょう。
猫が触って欲しい時のまとめ
猫は、とても気まぐれでそこがかわいいですが、
できれば触って欲しいと思っているときに触って
喜んでもらいたいですよね。
触って欲しいところや触って欲しいタイミングについて書きました。
明日は、これの犬編です。