猫は環境の変化が苦手
春は、いろいろと環境の変化の時期ですよね。
引っ越し、新学期、就職などなど。
新しい生活は、人にとってはドキドキ楽しみであったりもしますが、
実は、犬にとってはとてもストレスだったりします。
と先日ブログに書きました。
これは猫も一緒です。
どちらかというと犬より猫の方が環境の変化が苦手です。
目次
ちょっとした変化も猫にとってはストレス
「犬は人について、猫は家につく」というのを聞いたことありませんか?
この言葉を信じて引っ越しの際に猫を置いていく人もいるそうです。
猫ももちろん人に懐くので置いていくことはしないでくださいね。
猫は、環境の変化が苦手なだけなのです。
引っ越し
例えば引っ越し
数週間かけて慣れ親しんだ部屋の家具のレイアウトが徐々に変わっていきます。
引っ越しの日は、知らない人(引っ越し業者)が出入りしてさらにストレスを感じます。
お引っ越し前からなんだか落ち着かない日々を過ごしていたのに、知らないにおいの知らない部屋に突然連れられて、そこから突然”新しい生活”が始まります。
間取りが違えば、生活のルーティーンもかわることでしょう。
ではどのようなケアを心がけられるでしょうか?
ちょっとでもストレスを軽減させる工夫
コミュニケーションをとる
どこまで内容が伝わるかどうかは別として、事前に声かけをしておきましょう。
「お引っ越しがあるけど、家族一緒だから安心してね」など
ご家族と一緒にいること安心感を覚えます。
引っ越し後も、それまで同じように声かけをしてあげてください。
「どうせ言ってもわからないだろう」ではなくて話しかけてください。
自分に注目してくれていると思うだけで安心感は与えられます。
前の家で使っていたグッズを持っていく
引っ越しする場合、家具など新調したいと思いますが、でも猫のグッズは前のものを持って行って!
全く自分になじみのないものに囲まれていては、不安が募るばかりです。
前の家で使っていたおもちゃや毛布などのグッズは、自分の臭いがそばにあることでかなり気持ちが落ち着いてきます。
新しく買い替えたいときには、新居に慣れてからか
新しいものを前の家から使うのもおすすめします。
トイレなどの配置はできるだけ前と同じにする
ケージやトイレの位置や距離など、できる範囲で間取りが近くなるように設置しましょう。
こうすることで猫もトイレの場所や休む場所をすぐに覚えますし、体が覚えている動きで必要な作業ができるため、安心します。
慣れるまではできるだけ一緒にいてあげる
引っ越し直後は、前の家にいた時よりもできるだけ一緒にいる時間を作りましょう。
休日や帰宅後はできるだけそばにいて、遊んであげたりなでたり、スキンシップを充実させてあげてください。
状況の変化が苦手なのは脳にあり
前頭葉は脳の中枢機能を担っており、計画性や実行力、創造力、意思決定などを司っています。
前頭葉の割合(脳全体)
人:9%
犬:約7%
猫:3.5%
人間が発達したのは、前頭葉のおかげだと言われています。
猫はひとつの行動や考えに固執しやすく、引越しや部屋の模様替え、家族が増える、減る、などの新しい環境を受け入れられない(もしくは、時間がかかる)ことが多いのは、前頭葉の大きさに関係があるそうです。(グランディン博士)
こちらもご覧ください
猫のストレスサインについて書いてます
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猫は環境の変化が苦手のまとめ
人にとってもワクワク、ドキドキの春ですが、
ちょっとした変化でも猫にとってはかなりのストレスになります。
ストレスから病気になってしまうこともあるので、
早めにストレスに気がついてケアをしてくださいね。