花粉症の症状を緩和するハーブ

天気予報にも例の予報が紹介され始めましたね。

そうです!あれです!花粉症。

ホリスティックケアでも花粉症のケアはできます!
今日は、ハーブとお茶編です。

本当にひどい時は、薬に頼るのもいいですが、
そんなに飛んでない時は、ハーブやお茶で対応するのもいいですよね!

今日の内容

抗ヒスタミン薬とは?

花粉症の薬を飲むと眠くなるのは、
抗ヒスタミン薬の副作用には、眠くなるというのあるから・・・

抗ヒスタミン薬は、くしゃみ、鼻水、皮膚の腫れ、かゆみなどの症状を抑えられます。

実は、この抗ヒスタミンの効能はハーブにもあります。
本当に辛い時はお薬飲むのがいいと思いますが、
そんなにひどくない時はハーブで代用するのもいいですよね。

花粉症の症状を緩和するハーブティー

ハーブティーはなぜ花粉症にいいといわれているのでしょうか。

そもそも、花粉症はアレルギー症状の一種。
身体に花粉が侵入すると、花粉を身体の外に追い出すためにヒスタミンという物質が分泌されます。
ヒスタミンには血管を拡張する作用があるため、症状としてくしゃみや鼻水が出るようになります。

つまり、花粉症の症状を抑えるためにはヒスタミンを抑える必要があるのです。

市販されている花粉症の薬の多くには、抗ヒスタミン薬が配合されています。

実はハーブの中には、抗ヒスタミン作用を持つものがあります。

ハーブティーは自然なものだと思われますが、毎日飲まずに休肝日を作ってあげてくださいね。
下にあげた3つは犬や猫も一緒に楽しめるハーブになります。

ローズヒップ

ヒスタミンを抑制するので花粉症に良いとされます。
炎症を引き起こす活性酸素を減少させ、粘膜を保護してくれる働きもあります。

ビタミンCは、レモンの10~30倍も含まれています。
花粉症以外にもビタミンCを多く消費しがちな喫煙者やアルコールを飲む人、これから紫外線が強くなるのでおすすめなハーブです。

甘い香りの甘酸っぱいフルーティーな味なので、ハーブティーが苦手な方には、はちみつを加えても美味しく飲めます。

注意事項
・妊娠中の方や妊娠予定のある方の使用は避ける
・長期間、過剰に飲み続けると下痢になることがあるので注意

 

ネトル

ケルセチンというフラボノイドの働きにより、鼻づまりや涙目の解消ヒスタミンを抑制する作用があります。
ビタミンなどのミネラル類や鉄分が豊富に含まれているため、
貧血予防や血液をキレイにするのも期待できます。

緑茶のような香りでハーブティーが苦手な方には飲みやすいと思います。

注意事項
・妊娠中の方や、子供への使用量には要注意

 

エルダーフラワー

優れた発汗作用や利尿作用により、「インフルエンザ」の特効薬として、ヨーロッパやアメリカで使用されてきた歴史あるハーブです。
ルチンなどのフラボノイドを含むため、鼻の粘膜の炎症を抑制したり、体内の毒素を排出する働きがあります。
目のかゆみ、くしゃみ、鼻水を和らげる働きがあります。

また、冷え性の人にとっては、からだを温める作用もあります。

 

飲むだけでないハーブの使い方

ハーブというとハーブティーを思い浮かびますが、飲むだけではないんです。

温湿布や入浴剤としても使用することができます。
体の外からの花粉症対策として、試してみてください。

目のかゆみにカモミール

カモミールの温湿布

作り方
1. カモミールティーを2倍の濃さで作り、人肌に冷ます。(温度はお好みで。熱すぎないように注意!)
2. 1の液をコットン2枚に染みこませる。
3. 目を閉じ、2のコットンを両まぶたにのせる。

※アイブライトでも同じように利用できます。

注意事項
・事前にパッチテストをしてご利用ください
・妊娠中の方や妊娠予定の方の使用は避けて下さい

 

鼻やのどの炎症にジャーマンカモミール

お風呂にハーブを入れてハーブ湯を楽しんで!

作り方
1. ジャーマンカモミール(20g)を用意。
2. 1をガーゼやお茶パックなど、抽出しやすい袋に入れ、湯船に入れる。
3. 入浴時、袋をよくもみ、エキスを抽出する。(破れてハーブが出てこないように注意!)
4. お湯につかりながら、深呼吸を繰り返す。

注意事項
・妊娠中の方や妊娠予定の方の使用は避けて下さい

 

帰宅時ののどのケアにエルダーフラワー

市販のうがい薬もいいけどハーブのうがい薬は美味しいですよ!

作り方
1. エルダーフラワーを6g用意する。
2. 濃い目のハーブティーを作る。
3. うがいをする。

※ペパーミントとブレンドしたものもオススメ。

注意事項
・妊娠中の方や妊娠予定の方の使用は避けて下さい

 

花粉症におすすめなお茶

ハーブティーが苦手な方は、お茶でも。
ただ、お茶の場合は、ちょっと早めに飲み始めるといいとは言われています。

今から本格的な花粉症シーズンに飲み始めてみたらいかがでしょう。

べにふうき

鼻づまりの改善効果は飛散時期になってからの飲用に比べより効果があることが確認されているそうです。
アレルギー抑制の可能性が認められている「メチル化カテキン」を豊富に含まれています。

甜茶

一般的に甜茶とは様々な植物を含む「甘いお茶」の総称ですが、花粉対策に有効なのはバラ科の甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)という種類の植物。

かゆみやくしゃみの原因物質を抑える甜茶ポリフェノール(GOD型エラジタンニン)には、ヒスタミンの過剰分泌を抑制する効果があるとされています。

ビデンス・ピローサ茶

アレルギーの元である、ヒスタミンの放出とIgE抗体の生成を抑える効果があるので、花粉症やアトピー性皮膚炎、ぜんそくなどの症状を緩和してくれます

ビデンス・ピローサは、古くから世界各地の熱帯地域で民間利用され親しまれてきたキク科の植物です。

 

花粉症の症状を緩和するハーブティーのまとめ

今日は、花粉症におすすめのハーブとお茶について書きました。

有名なものを選んで紹介してみました。
ハーブもお茶も他にも効能的に適しているものはたくさんあります。

ハーブは好き嫌いがあるので、お好きなハーブをブレンドして飲まれてもいいと思います。

とても辛い花粉症、本当に辛いときはお薬に頼ってしまってもいいと思いますが、ハーブでもケアできることを知っていると緩和ケアには役立ちます。

次回は、ハーブよりもうちょっと即効性がある

花粉症にいいアロマテラピーについて書きます。

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