命にかかわるフィラリア症状 犬編

そろそろ、蚊が発生する季節になってきましたね。

この時期は、フィラリアの薬をもらいに病院に行かれる方も多いですよね。
フィラリアは死をもたらすとても怖い病気なので、
どんな病気なのか把握しておくと薬のみ忘れも回避できるのかもしれません。

本格的に蚊を見るようになってきました。
対策されていますか?

今日の内容

 

蚊の発生

蚊を見かけるようになるのは14℃くらいからと言われていますが、
フィラリアの発生は 気温18℃以上が1ヵ月以上続いた頃から感染は外気温がフィラリアの仔虫(ミクロフィラリア)が成長出来なくなる温度(14℃以下)になるまで続きます。

今年は、夏日も多いのでそろそろ用意しておかないとですね。

日本の場合は、地域によって異なりますので、獣医の先生の指示に従ってください。

北海道:7月から9月ごろ

東京や大阪:4月から11月ごろ

沖縄:1月から12月まで

記録的な猛暑となった2018年は、「あまりの暑さに、蚊が減った?」とニュースになっていました。
蚊は、26℃~32℃で活動が活発になるという研究発表があるようです。
35℃以上になると蚊は活動を停止し、蚊はいなくなる。
蚊がなくなるのは嬉しいけど35℃以上の日が続くのは、人も動物もきついですね。

フィラリア症とは?

フィラリア(犬糸状虫:Dirofilaria immitis)という寄生虫が原因となる病気です。

寄生虫というと、サナダムシや回虫のような、腸内に寄生してうんちに出てくるひも状の虫を想像する方が多いですが、フィラリアは血管や心臓の中に寄生します。

ですので、フィラリアの症状は便を見てもわからないということになります。

血管や心臓に寄生するため、治療に時間がかかったり、生命を脅かすおそろしい病気で死にいたることもあります。

私が生まれる前に飼っていた犬は、外飼いだったためにフィラリアで亡くなったそうで、狂ったように駆けずりまわって亡くなったようです。

 

フィラリア症の感染経路

蚊に刺されることで、犬への感染が成立します。

日本では、普通に人間を吸血する蚊(ヒトスジシマカやアカイエカ、トウゴウヤブカなど)がフィラリアを媒介しています。

  1. フィラリアに感染した犬を蚊が吸血することで、蚊の体内にフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)が入る
  2. フィラリアの幼虫をもった蚊が、また別の犬を吸血
  3. 刺された犬の体内にフィラリアの幼虫が入り込み、フィラリアに感染
  4. 1.に戻り、繰り返して、感染が広がっていきます。

犬の血液から入り込んだわずか0.3mmほどの小さなフィラリアの幼虫(ミクロフィラリア)は、6ヶ月後にはゆでた素麺くらいの大きさ(~約30cm)に成長し、心臓や肺動脈に寄生しながらたくさんの幼虫を生みます。

フィラリアの画像はかなり衝撃的なので控えます。
気になるかたは検索してみてください。

 

フィラリアの症状

フィラリアの初期の症状

感染初期は無症状であることが多いですが、
以下のような症状が現れていたら、フィラリアに感染した可能性があります。

・それまでは見られなかった咳をするようになる
・痩せる
・毛並みが悪くなる
・食欲がなくなる
・呼吸が浅くなり、回数が増える
・運動や散歩を嫌がるようになる
・運動や散歩の後に失神することがある

特に「咳」はポイントです。
人もですが、犬や猫も肺や心臓に疾患を抱えると咳が出ます。
「最近はよく咳をするようになってきたな」と思うことがあったら、注意した方がよいかもしれません。

フィラリアの末期の症状

フィラリアは更に症状が進むと、以下のような症状が出ることがあります。

・口や目の粘膜が白くなる(貧血の症状)
・お腹が膨らむ(腹水がたまる)
・血尿(赤茶色の尿)が出る
・鼻血が出ることもある

また、咳は感染初期から出ることがありますが、安静にしている時でも「ゲーッ、ゲーッ」といった咳が出ている時は、すでに重症である可能性が高いと考えられます。

 

犬フィラリア症の治療法は?

もしフィラリアに感染してしまったら

まずは血液検査をして、血中にミクロフィラリアがいるかどうか検査します。
あわせて超音波などで、心臓付近に寄生している成虫の数を調べます。
成虫の数が少量であれば、成虫用の駆虫薬を飲ませる内科的治療。
また、駆虫薬は幼虫用のものだけを飲んで幼虫を駆除しながら、成虫の寿命が尽きるのを待つ。

もし大量に成虫がいる場合は、外科手術で虫を取り出す「釣り出し法」を行います。

すべてのフィラリアが体内からいなくなれば、病気が治るというわけではないようです。
障害が残り、虫がいなくなっても心臓病の治療を続ける必要がある場合もあります。

 

フィラリアにかかった犬の寿命

犬に寄生したフィラリアの寿命は56年。
体の小さな小型犬では寄生した虫が少なくても重症になる確率が高くなります。

ベナケバシンドローム(VCS:大静脈症候群)を起こしてしまうと病状は急激に進行し、呼吸に異常が起き、元気がなくなります。
この時点で外科手術を受けなければ、23週間で死亡してしまうこともあるそうです。

また、フィラリアによって傷つけられた心臓や血管は、元の状態に戻ることはありません。
心臓病にかかり、適切な治療を受けない場合の犬の余命は、約1年です。

適切な治療を受けても、犬の体には負担がかかるので、フィラリアにかかった犬の寿命は健康な犬よりも短くなってしまいます。

やはり、フィラリアは予防が第一といえます。

 

フィラリアの予防方法は?

フィラリアの予防薬としては、錠剤・チュアブル・滴下剤(ノミの予防薬に似ています)・注射(6ヶ月効果が持続)があります。

フィラリアの予防薬で駆虫できるミクロフィラリアの大きさには限りがあり、確実に駆虫できるのは感染してから1ヶ月ないし1ヵ月半くらい成長した虫までです。

それ以上成長した虫に対しては駆虫効果は不確実になります。

原則は、「蚊がいなくなったあと1ヶ月後まで」が予防薬(定期駆虫薬)の必要な期間の目安です。
フィラリアの予防薬は忘れずにあげて、愛犬をフィラリアの感染から守ってあげてください。
蚊がいなくなったからと止めずにちゃんと獣医から出された薬は飲みきってくださいね。

フィラリアの薬を投与する前にフィラリア症感染しているか調べる血液検査をします。
せっかく血液検査してもらうので、我が家はこの時期に血液検査もお願いしてました。

血液検査でミクロフィラリアが見つからなくても、成虫が心臓に寄生していることもあります。

また、感染後、約6ヵ月経過しないと陽性を示さないので、早すぎる検査は前年の最後の感染を見落とす可能性があります。

したがって、昨年までフィラリア予防を実施していなかった犬や、昨年の最後の予防薬を飲ませ忘れてしまった犬は、投薬開始の6月になる直前くらいに検査を受けましょう。

 

予防薬は1ヶ月ずっときいているわけではない!

予防薬は1ヶ月ずっときいているわけではないようです。
ですの飲む前と後にデトックスしやすい身体作りをするのもお勧めします。

私がきいたのは、3日間とお聞きしました。
(薬によって違うと思うので、獣医師に確認してください。)

デトックスの身体を作るには、ハーブの「ダンデライオン」「マリアアザミ」がオススメ。
チンキになっているのもあるので、
我が家では、薬を飲む1週間前と飲んで4日後から1週間ご飯にこのハーブチンキを入れてました。

我が家で使っていたハーブチンキ

人も飲めるので、風邪や花粉症などで薬を飲んでいる人にもおすすめです。

 

フィラリアの薬以外の予防・対策

蚊の発生を防ぐ

汚れた側溝の掃除&水たまりの除去

蚊は汚れた側溝や水たまりに集まり、卵を産み付けます。
蚊の発生源を周りから排除しましょう。

庭の草むしり

庭に生い茂った雑草も蚊を寄せ付ける要因のひとつですので、草むしりを定期的に行いましょう。

蚊に刺されないようにする

  • 殺虫剤、虫よけグッズを使う
  • 防蚊ウェアを着せる

フィラリアは人間にもうつるの?

フィラリアは人間にもうつります。

人間に犬糸状虫がうつったとしても、自然に治癒してしまうそうです。
そのため、愛犬や愛猫が感染したとしても、飼い主が感染して重症化する心配は要りません。

愛犬愛猫がフィラリアに感染してしまった時は、精一杯お世話をしてあげてください。

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命にかかわるフィラリア症状 犬編” に対して1件のコメントがあります。

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