【植物に学ぶ生存戦略】先手で独占を狙う「オオイヌノフグリ」

まだ寒いこの時期に咲き始める「オオイヌノフグリ」という小さくてかわいいお花を知っていますか?

こんな可憐でかわいい花にも生きていくための生存戦略があります。

オオイヌノフグリの生存戦略

  • 動線をちゃんと示している
  • 先手で独占を狙っている
  • 自らハプニングを起こす

植物に学ぶ生存戦略という番組をご存知ですか?
この番組が好きですごく勉強になったのでまとめてみました。
2019
26日放送のテーマは「オオイヌノフグリ」

 

オオイヌノフグリ

2月から5月にかけて全国の道端でごく普通に見られる植物です。

科・属:オオバコ科・クワガタソウ属
和名:オオイヌノフグリ
英名:Veronica persica
学名:Veronica persica
原産地:ヨーロッパ
開花期:2月~5月
花言葉:「忠実」「信頼」「清らか」

原産地はヨーロッパで日本には明治初期に入ってきたと言われています。

大犬のふぐりの生の由来は、
ふぐりとは睾丸のこと。実の形が似ているからこの名前がついた。

 

オオイヌフグリの生存戦略

動線をちゃんと示している

オオイヌノフグリの花びらには矢印のような線が入っています。
この線は、奥にある蜜を知らせるために道案内をしています。

 

先手で独占を狙っている

ライバルがまだ咲いていない2月に咲き始めることで、この時期にいる虫を独占します。

 

自らハプニングを起こす

花の作りにも戦略があります。

花が不安定な作りになっていて蜜を吸うときに
おしべにしがみつくようになっています。

おしべにはつぶつぶな花粉がたくさんついていますので、
虫がしがみついた瞬間たっぷりの花粉が虫につきます。

自作自演

本来の目的を達するために自らハプニングを起こしています。

 

オオイヌノフグリの生存戦力のまとめ

まだ冬の時に咲く、このかわいい可憐な花。

まだ、咲いている花も少ないのでとても目立ちますよね。

早く咲くのも虫を独占するためなんてしたたかですよね。

 

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