クリスマス、年末年始 犬が食べてはいけないもの

私たちにとって愛犬は大切な家族の一員です。

だからといって食べられる物も同じではありません。
犬にとって危険な食べ物もあります。

たとえば、犬は私たちのように油っこくて脂肪の多い食物に慣れていません。そのため、それらを食べると下痢や胃の不調を起こすおそれがあります。

これからクリスマスや年末に向けてお家でパーティーやいつもと違うご馳走や家でお酒を飲む機会も増えると思います。

どのような食べ物が有害を知って気をつけるようにしましょう。

チョコレート

チョコレートが犬に有害であるということはよく知られています。

チョコレートにはカフェインとテオブロミンが高濃度で含まれており、どちらも犬に中毒症を引き起こします。

カフェイン入りの飲料も気をつけてください。

主な症状
嘔吐、下痢、発熱、のどの渇きの増加、腹部不快感、元気消失、筋肉の振戦(ふるえ)、不整脈、高体温、痙攣発作、など

口にしてしまった場合に、症状が表れる目安は612時間後です。食べてしまってから1時間以内であっても、吐き戻しの応急処置が必要になります 。犬がチョコレートを口にしてしまった際には、早急に動物病院を受診してください。

万が一、このような症状が起きてしまう理由は、カカオに含まれる「テオブロミン」という物質が、犬にとっては有毒だからです。

コーヒーに含まれるカフェインも「テオプロミン」に似た構造があり、 同様の作用があります。

どれだけ食べたら症状がでるのか?
どの程度の症状になってしまうのか?については、個体差が大きいため一概には言えませんが、
摂取量が非常に多い場合は死に至ることもあります。

致死量の目安としては、体重1kgあたり板チョコ1枚程度とされていますが、上述の通り個体差があります。

小型犬の場合、板チョコ1枚程度ですが、中型犬の場合、板チョコ7枚程度が中毒症状の現れるおおまかな目安となります。

犬にとって摂取してから注意する期間は、72時間(3日)が必要です。

状況によっては死に至ってしまう場合もあります。

 

鶏の骨

犬が骨を食べてしまうと、喉や消化器官などに刺さってしまうリスクがあるため、危険なので絶対に避けましょう。

特に鶏の骨はパイプ状になっていて、犬が口にすると噛んだ箇所が尖って刺さりやすくなってしまいます。

犬は嗅覚が鋭いので、骨を積極的に与えなくても人のごはんの残りなどを口にしてしまうことがあります。

鶏の骨と同様、サバなど骨の太い魚にも要注意です。

 

アルコール

飲料に含まれている少量のアルコール、シロップは、犬に有毒な場合があります。

主な症状
嘔吐、見当識障害、高体温、情動不安、過剰なパンティング、筋肉の振戦、痙攣発作、
臓器系の機能不全を起こし、死に至ることもある

 

生のパン生地

生のパン生地に含まれている酵母は胃を拡張させることがあり、これは組織損傷や呼吸困難につながるおそれがあります。

 

ぶどうとレーズン(干しぶどう)

ぶどうとレーズン(干しぶどう)は、食べても問題ない場合もありますが、腎不全を引き起こす犬もいるとされています。

主な症状
嘔吐、元気消失、下痢、脱水、食欲減退、排尿増加、排尿減少、慢性腎臓病、急性腎不全で34日で死んでしまうこともある

犬にブドウを与えるべきではないことが分かったのは2001年のことなので比較的最近のことですが、当時のアメリカでの発表によると、ブドウやレーズンを摂取した犬43頭の内、半数が急性腎不全により死亡しています。

今のところ、ブドウがなぜ急性腎不全を引き起こすのかについての原因は分かっていないとのことですが、特に皮が危険であるということです。

危険な分量についての十分な資料はありませんが、日本小動物獣医学会誌の2010年の発表によると、種無しブドウ70gを食べた3歳のマルチーズに死亡事例があります。

他に巨峰を4粒食べた小型犬の死亡事例もあります。

この事例では、「ブドウを食べた5時間後に嘔吐を繰り返すようになり、翌々日の動物病院来院時にはほぼ虚脱状態、摂取の4日後に死亡してしまいました」という経緯が記されています。

参考:日本小動物獣医学会誌:ブドウ摂取後に急性腎不全を発症して死亡した犬の1 例)

 

キシリトール

キシリトールは、シュガーレスガム、砂糖不使用のキャンディや焼き菓子などの食品に使われる人工甘味料です。

歯磨剤、マウスウォッシュ、噛むタイプのビタミン剤、咳止めシロップなどに使われていることもあります。

主な症状
命に関わるほどの血糖降下、肝障害、肝不全、嘔吐、痙攣発作、協調運動失調など

発症までの時間には摂取の数分後から数時間後までと幅があります。

アメリカのペット中毒相談室によると、約4.5キログラムの犬なら、たった1個のシュガーレスガムだけでも中毒量に達することがあるとのことです。

ごく少量の摂取でも死亡例があるので、危険性としては非常に高いことがわかります。

 

タマネギ

タマネギの仲間は、エシャロット、ネギからアサツキまで、どれも有毒です。

これらに含まれる有機チオ硫酸化合物という成分が犬の赤血球を破壊してしまい貧血を起こします。

主な症状
胃腸炎、貧血、赤血球の深刻なダメージ、元気消失、筋力低下、血尿、下痢、嘔吐、発熱など

摂取してから数日間ははっきり症状が出ないことがあります。そのため摂食したと思われた後の観察はより重要です。

秋田犬や柴犬などの日本犬は、ニンニクとタマネギに対する感受性がより高い傾向があるようです。

幸い、死亡例はそれほど報告されておらず、どの程度摂取すると危険といった情報も少ないのですが、タマネギ・ネギなどの症状は少量でも反応が出やすいことが知られているので、油断は厳禁です。

 

貝類と甲殻類

生の海の物は犬の消化不良を起こすのでやめましょう。
特に貝類や甲殻類を食べると体の中のビタミンが分解されてしまい、犬の不調につながります。

でも、加熱すれば無害になるらしいし食べても大丈夫!と思い犬に与える飼い主がいます。
たとえ加熱したとしても過剰に摂取すれば消化不良となり犬の身を危険にさらすことになります。

犬が有害な食べ物を食べてしまったら

食べたことに気付いたり、食べたことが疑われる場合は、すぐにかかりつけ獣医師の診察を受けてください。

こうした食べ物の中には、場合によってちょっと不快感が起きるだけのものもありますが、著しく健康を害するものもあります。

疑問に思った時は、獣医師に相談してください。

 

犬が食べてはいけない食べ物のまとめ

今回あげたもの以外にもいろいろとあります。

ぶどうのように前は、NGと言われていなくてもNG食材の仲間入りしてしまうこともあります。

飼い主さんは気をつけていてもお客様があげてしまうこともあるので、認識の共有はしておいたほうがいいですよね。

明日は、犬より注意しないといけない猫の食べてはいけない食べ物になります。

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