世界自然遺産の奄美大島
奄美大島で作られたフラワーエッセンスが多い花音。
今、日本では、5カ所目となった世界然遺産で話題になったテレビでも紹介されていることが多いですよね。
和のフラワーエッセンス花音を語るには、奄美大島について知っておくとまた違った楽しみ方ができると思います。
今日の内容
目次
奄美大島とは
沖縄県だと思われがちな奄美大島ですが、実は鹿児島県。
奄美大島は、正式には奄美群島のメインの島で、大島とも呼ばれています。
鹿児島県本土と沖縄本島のほぼ中間の洋上に位置していて、面積は沖縄本島の約8割ほど。
特徴としては、島の多くの部分が森。素朴な自然を楽しめます。
海の美しさでは沖縄に引けを取りません。
島には日本で二番めに大きなマングローブの原生林があります。
奄美大島は東洋のガラパゴスとも呼ばれており、絶滅危惧種に指定されているアマミノクロウサギなど貴重な生き物が生息しています。
奄美大島の伝統文化
泥で染めることが特徴の大島紬や、サトウキビで作られた黒糖焼酎など、
唄や踊りで綴られる伝統行事やお祭りなど現地でしか触れられない文化があります。
奄美大島の歴史
沖縄には、かつて琉球王国がありました。
琉球王国は450年もの間続き、奄美大島の統治について何度か薩摩と争った末に、一時的に島の統治権を勝ち取っています。
江戸時代になると再び薩摩藩が琉球王国に侵略を開始し、次々と周囲の島々に攻め込んだ結果、奄美大島は薩摩藩に支配されることとなりました。
太平洋戦争が始まると、アメリカ軍は沖縄に続いて奄美大島も支配しました。
1953年12月25日、ついに沖縄よりも一足早く日本に復帰されました。
奄美島建伝説「ネリヤカナヤ」
奄美島建伝説は、奄美に古くから語り継がれている伝説。
水平線の彼方に神の国「ネリヤカナヤ」があり、そこに住む神が五穀豊穣をもたらしていると考えられていました。
ネリヤカナヤの女神、阿摩弥(あまみこ)と男神の志仁礼久(しにれく)が、天空より、矛で揺れ動く島をかき回したところ、島々がひとつに固まって立派な台地になりました。
そこでその土地の最も高い山に舞い降りました。その山がアマンデー(湯湾岳)です。
ここはパワースポットだそうですが、ただしパワースポットといっても、
遊び半分でワイワイ行くようなところではなく、沖縄のユタによると、霊力が枯渇したときには「奄美の湯湾岳にいけ」という霊示がくるというくらい、神聖で霊力のあるところだそうです。
奄美の山々に囲まれた美しい海を見下ろす展望台からの景色は、神々しく、美しく、この地に降り立った時の二人の神の姿が浮かぶようですね。
また、奄美大島には神の道「神道(かみみち)」があり、そこは神様だけが通れる道として、大切にされています。 昔から自然神を崇めていた奄美では、今でも誰もが神様とともに生きているのです。
妖怪伝説「ケンムン」
奄美には昔から「ケンムン」という妖怪伝説があります。
ケンムンはガジュマルの木を住処にしています。 ガジュマルの木とは、主に南西諸島に自生しており、とても大きな根から幹に絡みつくようなたくさんの気根を垂らし、人がぶら下がっても平気なほど大変丈夫な樹です。
ケンムンは木に潜む妖精、または木の守り神などとも呼ばれています。人間にいたずらをしたりまたは助けてくれたりもする存在です。
世界遺産って、何?
奄美という島はまだまだ太古の歴史が根付いている島国です。
そんな奄美が今年、世界自然遺産に選ばれました。
そもそも世界遺産とは、『人類共通の宝』として守るべき自然や文化的な遺産を、国際協力によって守ろうという目的で生まれました。
仕組みができたのは、1972年。
世界遺産は3つ
- 文化遺産:遺跡や文化的景観など人の歴史の中で継承されたもの。
- 自然遺産:生態系や地形・地質、絶滅危惧動植物の生息地など。
- 複合遺産:両方の性質を持つもの。
日本の世界自然遺産
日本では、知床、白神山地、屋久島、小笠原諸島、奄美大島の5箇所
ちなみに富士山は、文化遺産として登録されています。
世界遺産に登録されたメリット・デメリット
世界遺産に登録されるといいこと尽くめのような気もしますが、必ずしもそうとはいえないようです。
ここで世界遺産に登録されたメリット・デメリットをあげてみたいと思います。(独自調べ)
世界遺産に登録されたメリット
世界遺産に登録されるという誇り
地元の人しか知らなかったその土地のよさが、日本、世界に知れ渡ります。
地元の方も考え方が変わったりもします。
保護、保存、継承させていくための動機付け
登録を継続させようと自然や文化を守ろうという目標が生まれます。
観光客による経済効果
富士山は、世界遺産に登録され一時的に4割増しになったという報告もあります。
世界遺産に登録されたデメリット
世界遺産を継続させるために守るべきことが増える
自分の土地でも許可なくいじれなくなるなど、生活に一部制限が生じる場合があります。
観光客による環境破壊が進む
観光客が増えると観光化されて従来のよさが損なわれる場合もあります。
世界遺産に登録される前に訪れた人からにすると、観光地化にこうざめする人も
人がいないところがよかったのになどリピーターを失うこともあります。
まとめ
和のフラワーエッセンス花音は、奄美大島のサネン(月桃)からはじまりました。
和のフラワーエッセンス花音を深く知ってもらうためには、奄美大島のことも知っていただけるといいと思い思い書いてみました。
明日は、和のフラワーエッセンス花音でも人気な「ナウパカ 」
このフラワーエッセンスは引き寄せで人気です。
この引き寄せの法則について書きます。