来週はバレンタイン 猫、犬と暮らしている方は注意!

来週は、バレンタインですね。

街中にはチョコレートがあふれています。

チョコレートが猫や犬にNGな食べ物だということは知っている方も多いと思いますが、
うっかりチョコを食べてしまったなどということがないよう、注意を払う必要があります。

犬や猫にチョコレートが危険な理由や、万が一食べてしまったときの対処法について解説します。

今日の内容

チョコレートを与えてはいけない理由

どんなに可愛くおねだりをしてきても、チョコレートは絶対に与えてはなりません。

そもそも人間の食べ物は、糖分や塩分量が高すぎたり、消化できない成分、中毒性のある成分を含んでいたりと、よくない影響を与えるものが多いです。

健康を害し、場合によっては死に至るほど危険な食べ物もあります。

チョコレートに含まれている成分 “テオブロミン”

チョコレートに含まれているテオブロミンという成分が中毒症状を引き起こします。

このテオブロミンはチョコレートに使われているカカオに含まれる成分で、人間にはいい作用をもたらします。

例えば血管を拡張させて血流量を上げるため、体温をあげる効果があったり、脳内物質のセロトニンに働きかけるため、リラックス効果をもたらしたりします。

犬はテオブロミンを分解、排出することができないので、体内に蓄積されて毒となります。
そうすると神経や心臓に異常をきたしてしまうのです。

もちろん、テオブロミンだけでなく、チョコレートにわずかに含まれるカフェインや、多すぎる糖分なども悪い影響を与える成分です。

さらチョコレートがレーズンやナッツを含んでいる場合、中毒症状を発症する可能性のある食材が組み合わさることになります。

万が一のことが起きて動物病院へかかる際には、チョコレートの商品名や含まれているものを伝えられるとより適切な処置を受けることができるでしょう。

チョコレートを含む食べ物にも注意!!

チョコレート単体だけではなく、カカオを含む食べ物にも気を付けましょう。

例えばココアや焼き菓子、アイスクリームなど。

チョコレートを食べてしまったら? どんな中毒症状が出る?

中毒症状とは、神経症状をはじめとする突発的な病状が見られることをいいます。

チョコレート中毒の症状

チョコレート中毒にかかったときの症状には、さまざまなものがあります。

初期症状(一例)

・落ち着きが無い
・興奮している
・吠える
・口渇(こうかつ)口の中が渇き、水を欲しがる
・嘔吐
・下痢

神経障害を含む重篤な症状

・痙攣
・硬直
・運動失調
・発作

すぐに治療すべき危険な症状

・脈や呼吸が早くなる
・高熱、不整脈、失神
・突然死に至る可能性も。

症状が出るまでの時間

チョコレートを摂取してすぐに症状が見られることはあまりなく、およそ6時間~12時間と言われていますが、もっと早く症状が出る場合もありますし、もっと遅く症状が出る場合もあります。

また、中毒症状は食べたチョコレートの量や種類、犬の体重によっても左右されます。

中には数日後に症状が出るケースもあるので、犬がチョコレートを食べてしまった場合は、たとえ病院へ連れて行ったとしても、しばらくは注意深く観察する必要があります。

水の摂取や排泄量については、普段からそれぞれの時間や回数をメモしておくなど把握しておくことで、愛犬の変化がわかりやすくなります。

チョコレートを食べたときの致死量は?

同じ量を摂取しても身体の大きさによって、身体にかかる負担は変わってきます。

身体の大きい方が、毒の量の許容値が多いです。

また、チョコレートのタイプによっても出てくる影響は異なります。

あまりカカオが使われていないチョコレートの方が毒性は低く、カカオ濃度が高いチョコレートの方が中毒症状の危険性が高くなります。

ダークチョコレートの場合はたった数10g(板チョコ約1/5枚)であっても影響を及ぼすので、食べた量が少ないから大丈夫と安心する前に、サイズやカカオの含有量から相対的に、そして冷静に判断しましょう。

猫の場合は、1kgの猫が食べた場合、3〜4gで中毒症状、10gで死に至ることがあります。

 

チョコレートを食べてしまったときの応急処置は?

飼い主にできることは多くはありません。

もちろん、まだチョコレートを口に含んでいる場合は、すぐに取り出します。

そのあとは、チョコレートのパッケージを持ってすぐに病院に連れていくようにしましょう。
素人判断で間違った処置はしないようにしてください。

 

動物病院での治療について

動物病院では、対処療法が施されます。

テオブロビンを中和させる解毒剤のような薬はありません。

大抵の場合は胃に残っているものを吐かせる処置をしますが、それでも十分でない場合は胃洗浄を施すことがあります。場合によっては、下剤を飲ませることもあります。


しばらくしてから症状が出る場合もあるので、できるだけの治療をして様子を見る事もあります。
または、場合によっては入院することもあります。

チョコレートを食べないようにする対策

万が一の対処法などについてご紹介しましたが、まずは犬が食べないようにすることが何よりも大切です。

犬と暮らしているからといってチョコレートを我慢する必要はありません。正しく対策を講じましょう。

 

保管場所について

届かない場所に置きます。

届くか届かないかは体高のみで判断せず、身体能力や力の強さなども考慮します。

ジャンプしたり、棚を倒したりすることもありえます。

しっかりと固定された棚の扉が閉まるところに置くようにしましょう。

また、嗅覚も聴覚も優れているので、バッグの中のチョコレートの存在にも気がつきます。出かけ先などで買ったチョコレートは鞄の中に入れたままにせず、すぐに安全な場所で保管してください。

チョコレートとペットのまとめ

人間にとっては良い効果のある食べ物も、ペットにとっては毒となる食べ物は、たくさんあります。

チョコレートはその代表です。

食べ物を与えると喜んで食べるかもしれませんが、だからといって必ずしも味わって美味しく食べていたり、身体にいい食べ物だったりするとは限りません。

近くにいる飼い主が正しい知識を持って接することが大切です。

次回は、「猫が飼い主さんのそばに来て座る理由とは?」をお届けします。

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