3.11から11年 今一度考える
今日は、3月11日 3.11から11年経ちました。
私は、11年前 ペットフードの会社に勤めていて
帰宅できず、会社に泊まりました。
その後も計画停電や警報などにビクビクしていて、
当たり前の日常が一瞬で無くなることを知りました。
東北にお住いの方と東京に住んでいる私とは大変さが全然違います。
ペットフード会社に勤めていたので、
ペットフードを寄付したりしていましたが、
「人の物資がままならないのにペットなんて!」という声があったりもしました。
こういう震災があると動物と一緒に住まわられている方は大変ですよね。
その時のことをまとめている記事なのがあるので紹介します。
東日本大震災で死亡した犬の頭数
環境省によると、東日本大震災で死亡した犬の頭数は、
青森県で少なくとも31頭、岩手県で602頭、福島県では約2500頭との報告があります。
一方、猫は犬のような登録制度がないため、被災状況がほとんど分かっていません。
津波による犠牲だけでなく、福島県では原発事故により避難指示区域が設定され、住民は避難の際、ペットを屋内に残したり、つないだままだったりで自宅を後にした方も多かったです。
参考資料
住んでいる場所によって違うと思いますが、
環境省が出しているガイドラインを一度目を通しておくのもお勧めします。
「人とペットの災害対策ガイドライン」
「人とペットの災害対策ガイドライン」で想定されているのは主にイヌとネコの場合です。ではフェレットやハムスターなど、ほかの小型哺乳類の場合は何が必要でしょうか。
また飼っているのが爬虫類なら、必要なものも変わるでしょうし、避難できるかどうか問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
「東日本大震災における被災動物対応記録集」動物の愛護と適切な管理
東日本大震災津波で 消えた 小さな命を想う – 岩手県
今日からできる対策
- 首輪など住所がわかるものをつける
- 災害の用品を準備する
- クレートトレーニングをはじめる
家の中で首輪をしている犬、猫は少ないかもしれませんが、ぜひ住所や連絡先がわかるようなものを。
令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。
ブリーダーやペットショップ等で購入した犬や猫にはマイクロチップが装着されています。
飼い主になる際には、御自身の飼い主の情報に変更する登録が必要となります。
この登録の書き換えがされていない犬や猫も多いそうなので、必ず登録変更してくださいね。
クレートトレーニングをしていると
災害だけでなく入院やホテルに預けるときにでもクレートに入れると
犬や猫のストレス緩和ができるし、そこが安心できる場所とわかってもらえます。
当たり前の日常がいつまでもあるとは限らないことを決して忘れてはいけないですよね。