なぜ今、 Instagram x LINEが最強なのか
今日は、「なぜ今、 Instagram x LINEが最強なのか」について書きます。
江戸商人は、火事が起きた時に持って出たもの
それは、「顧客名簿」
江戸商人は火事が起きた時、真っ先に顧客台帳を井戸に投げ込んだと言われております。
墨の名簿なのに井戸に投げ込んで大丈夫なの?って思いましたが、
顧客台帳は、こんにゃくノリで加工されており、水に浸っても文字が消えなかったという事です。
なぜ江戸商人は、火事が起きたときに顧客台帳を井戸に投げ入れたのでしょうか?
江戸商人にとって商売で一番大事なものはお金や商品でなく顧客台帳(リスト)
商品は、たとえ焼失しても仕入れ先から新たに仕入れすれば用意ができます。
しかし、名簿を失ってしまえばこれまで取引していたお得意様との関係が失ってしまします。
名簿があればこれまで取引があったお客様のところに出向いてすぐにでも取引を再開できます。名簿がなければ一から取引先を開拓しなければいけません。
ビジネスで一番重要な顧客リスト
江戸商人がとても大事にしていた名簿。
これは、現代も同じこと。
顧客リストがあるとビジネスが安定します。
新規のお客様を獲得するには、広告費などのコストがかかります。
顧客リストのお客様は、商品を購入してくれたり、イベントに参加してくれたりなど
少なからず興味を持ってくれているお客様。
ビジネスでは、新規顧客よりもリピーターを獲得することが大事!
売上を順調に伸ばしていくには、
集客 x 成約 x LTV(リピート率/単価)
では、その顧客リストどうやってとっていけばいいの?
その前にちょっとだけマーケティングのお勉強。
プル型マーケティングとプッシュ型マーケティング
ここで一度、マーケティングの基礎。
マーケティングには、大きく2つの戦略があります。それは、
- プル型マーケティング
- プッシュ型マーケティング
の2種類です。
プル型マーケティング
『プル=引く』という意味です。
なのでプル型マーケティングとは、引くタイプのマーケティング手法です。
お客様がこちらにこないと成立しません。
いわゆる待ちの営業です。
インターネットの世界では、ブログやウェブサイト、
FacebookやTwitter、Instagramなどの各種SNSはプル型マーケティングと言われております。
例えばブログやウェブサイトの場合、
顧客が検索エンジンを利用しなければ、基本的には知られる事がありません。
FacebookやTwitterも、どんどん投稿は流れてしまいますし、
規約が突然変更されたり、アルゴリズム変更により表示回数が極端に減ってしまう事もあります。
アカウントが停止になったり凍結されてしまっては全てが終わってしまう訳です。
プッシュ型マーケティング
『プッシュ=押す』という意味です。
なのでプッシュ型マーケティングとは、押すタイプのマーケティング手法です。
訪問販売のようにアプローチをかけるのは営業マン側であり、
営業マン側に主導権があります。
いわゆる攻め営業です。
インターネットの世界では、メールマガジン、LINE公式アカウントです。
冒頭で江戸商人の話をしましたが、
メールアドレスこそが現代の顧客台帳なのです。
なぜ、今 Instagram x LINEが最強なのか
メールアドレスが現代の顧客台帳といいましたが、
メールマガジンの開封率は10%といわれている現代。
なかなかメールアドレスで届けることができません。
そこで注目されているのが、LINE公式アカウント(旧LINE@)
LINE公式アカウントは、稼働率が85%
登録してくれる際、QRコードやリンクをクリックするだけど登録できるという手軽さ、
本名を明かさなくていい。
登録者は、使っているLINEのメッセージが届くので、新しくアプリをダウンロードすることもありません。
ただ、イベントなどでLINE公式アカウントに登録してもらっても
毎日、イベント開催するわけにもいけません。
そこで登場するのが、Instagram
プル型とプッシュ型の掛け合わせがいいといわれています。
プル型の中でInstagramは、LINE公式アカウントと同じ、稼働率が85%
いまもっともフォロワーが増やしやすいSNS
でもただ組み合わせればいいというわけではありません。
そのお話は、また今度。
まとめ
今日は、江戸商人は、顧客台帳を大事にしていた。
現在の顧客台帳は、メールアドレス。
ビジネスは、プル型とプッシュ型の掛け合わせがいい。
その中で、 Instagram x LINE の掛け合わせがとても相性がいいというお話をしました。
以前はSNSに投稿する事で満足していましたが、新たな展開を考えたると、更に一歩進んで開拓して行く事が大切だとわかりました。
また、今ある事で満足していると、気がつくと先見の目がある人は既に先に進んでいる事。
情報社会の進みに置いていかれない様に自分に合った形での利用を考えたいと思います。
是非、ご指導をお願いしたいと思います。